現在時制はどんなときに使うのか?
ここからは文型に続いて時制の説明に入っていきます。
まずは現在時制からです。
次のときに現在時制(現在形)で表します。
1.現在の動作・状態
2.現在の習慣
3.一般的真理
4.ことわざ
5.未来の確定的な予定
6.未来の内容を表すときの時や条件を表す副詞節
上のときには動詞は「現在形」にします。
一つずつ見てみましょう。
1.現在の動作・状態のときは現在形
1.現在の動作・状態
これは中学校で勉強したものなので問題ないでしょう。
『現在行っている動作や、現在の状態を表すときには現在形を使う』ということです。
例文)
- 「He uses the computer.」
- 「She lives in America.」
(彼はコンピュータを使います)
(彼女はアメリカに住んでいます)
これらは「現在の動作や状態」を表しているものなので、動詞は現在形にします。
2.現在の習慣は現在形
2.現在の習慣
「現在の習慣」というのは「今行っている習慣」ということです。
「習慣」というのは「日ごろ行っていること」と考えればいいでしょう。
例文)
- 「I get up at six every morning.」
- 「She goes to school by bike.」
(私は毎朝6時に起きます)←毎朝6時に起きる習慣がある。
(彼女は自転車で学校に行きます)←学校には自転車で行く習慣がある。
このように「日ごろそういうことをする習慣がある」という内容をいうときには「動詞は現在形」にします。
3.一般的真理をあらわすときは現在形
3.一般的真理
「一般的真理」というのは『いつの時代でも言えること』です。
例えば次のようなものです。
例文)
- 「The earth goes round the sun.」
- 「The sun rises in the east every morning.」
(地球は太陽の周りをまわっています)
(太陽は毎朝東から昇ります)
これらの内容は今も昔も言えることですね。
このように「いつの時代でもいえること」を「一般的心理」あるいは「不変の真理」といって、常に動詞は「現在形」で表します。
ここでは現在形を使う場合を3つ紹介しました。
次のページで続きを見ていきましょう。
<現在形を使う場合>
1.現在の動作・状態
2.現在の習慣
3.一般的真理